皆さん、こんにちは。
6月最終週に上海へ出張しました。
盛り上がりを見せる子ども服マーケットについて
感じるところをお話したいと思います。
まずはマーケットの概況を。
出典;中国服装圏https://mp.weixin.qq.com/s/SvzJH6omObjBQ3jThN2kNA
2016年の数値ですが、
・童装(子ども服)市場規模 1450億元(×18円換算=2兆6100億円)
⇒ベビー(0~3)273億元+キッズ(4-14)1177億元
・2016年~21年 予想される伸び率は6.3% (服装市場全体予測は4.6%)
・1人っ子政策の修正により、まずベビー市場は年率12%程度伸びるか?
上のグラフでは、国別の1人当たり子ども服消費額を表しています。
一番左が中国で、要は日本の1/4程度であり、これから伸びしろが
大きいということです。
日本でも、子どもを巡る6ポケットの話がでますが、
中国でも同じですね。
子ども服では、百貨店、MALL,路面店×集合店、専門店と
日本と同じく、買い物スポットはいろいろです。
今回は南京東路の集合店へ行きました。
海外、国内のブランドが多く集まっています。
ただの安売りばかりでないのが良いところです。
FILA(いまは韓国の資本ですね)なども大人気。
子どもは汗を多くかきますので、それに対応した
専門店もあります。すごく高い・・・。
*下記は別の地区の参考画像です。
上の3つは、有力な婦人服キャリアブランドの
子どもヴァージョンです。
80年代に生まれた人々が親世代になり、
子ども服を選ぶ視点もどんどん進化しているでしょう。
・生活シーンの多様化?
・SNS発信の重視(=かっこよく、賢く?)
・当然ながら品種重視(=天然素材重視)
・TOP対応は、お店に提案してほしいなぁ・・・。
これに伴い、MD構成も変化します。以前のような
「春」⇒「梅春」「春」
「夏」⇒「初夏」「夏1」「夏2」
これに加えて、6月の児童節対応商品や夏休み対応商品を
入れていきますね。
変化、進化するマーケットへ、ブランドの思考を徹底させるのが
私達の活動であり、現地のメンバーとも協業して、MD⇒VMDの
プロセスを構築しています。
今後は、子ども服マーケットの専門化、についても
お伝えしたいと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます★
#中国 #ファッション #子ども服マーケット #MD構成