商品MD計画の前提は、何が変わってきているのか?-1

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8月も中旬に差し掛かり、お盆休みの方もいれば、10月販売の商材を発注している方、9月展に向けて来春商材のサンプルを揃えるのに忙しい方、様々か?とお察しします。

今回から暫くの間、19年春夏MD計画について考慮すべき問題を考えてみたいと思います。ご覧の方々では商材の違い、ライフサイクルの違い、いろいろですが何かの参考になればと思います。

いま、創→工→商のサイクルでは商(買い方⇔売り方)”の部分がもっとも変化していると感じます。それはこんな現象から感じることができます。

●以前では、初期発注を抑えてまず売場投入して、反応が良ければ追加発注を繰り返した。しかし、現在でこれが通用するのは、販売ライフサイクルが長い(半期くらい?)のモノで、追加しても、そのまま残る結果になる。ECなどで比較もし易くなって、各商品のライフサイクルが短くなっている

 ●他社で良く売れている何か、何かの廉価版、これまでスライドで投入して一定の評価が有ったMD企画が厳しくなった。お客様は”そのお店ならでは”を求めており、これなら別の場所(=オリジナル地点)で買うわ!となる。MDのコピーが通用しなくなっている。

 ●発注Cランクに該当する「さし色」「先行情報からの試し商品」の幾つかが、MDの思惑より早く動き始める。持ってないモノが欲しいか?SNS映え優先か?脈略ないのか?

春物の販売期間が短くなっている、夏が長いので初夏→夏1→夏2→晩夏とMD区分が4つ必要か、など課題はいろいろです。でも、その判断の前提には、下記2点が大切です。

★実店舗のみなさんの声(定性的、例えば、赤い靴の試着が増えてますとか・・・)を商品計画や売場からの話題発信タイミング計画に行かせているか?

★本部商品企画&仕入メンバーが店頭に立ち、良いも悪いもいろいろな反応をキャッチしているか?(ECの実勢を見て、同じことをしているか?)それを体系化できているか?

MD、BUYERそれぞれが、各自の判断の元で自分の仕事は仕入れること、という前提では、これまで書いてきたような変化の根拠が全く見えないと思われます。

0001 (1) それぞれの組織では、いろいろな前提とか役割分担が有ると思います。しかし、従来型のいわゆる分断では、商(買い方⇔売り方)”の変化をキャッチする力は当然弱くなります。また、前年対比クリアをすべく何か新しい企画を売場投入しても、それをどう薦めるのか?VMDはどうするのか?も、それを仕入よう!と決めた人が考えておかないと、趣旨の徹底が難しいのです。(イケイケで仕事をしてきた方はこの辺が難しいですね)

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ズバリ”売り切り力”の優位が高まってます。機会ロスどうのこうのよりも。19年春夏を組む前にもう一度、この件を強調したいと感じました。

再度、チームとしての仕事の協働、シナリオ検討をしてみるのが良いと考えます。

 

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